DO-Jet工法研究会/ドゥージェット工法/シールド工事・推進工事の地中支障物に対応、地中障害物対応

超高圧地盤改良

超高圧地盤改良概要

地盤改良を掘進機から造成

支障物切断前の切断防護改良、既設構造物防護改良等、周辺地盤の安定と地盤強化のため、掘進機内から地盤改良材(セメントミルクと珪酸ナトリウム溶液の混合材)を噴射して、安全・確実に改良体を造成します。

地盤改良を掘進機から造成

置換方式

地盤改良体の造成

改良体の造成(1本当り)

地盤改良を掘進機から造成

改良体の施工

  •  改良体を連続で配置し、地盤改良範囲を確保する
  •  造成順序は下側から積み上げて造成する
    改良体の施工

    地盤改良の用途に応じた改良材

    セメント系地盤改良

    •  セメント系地盤改良材は、早強セメントと珪酸ナトリウム溶液の混合材で、早期硬化、早期強度の発現とブリージングを防止
    •  切断防護、切断後補足改良、地盤強化、地盤変状防止など

    溶液型地盤改良

    •  溶液型注入材は瞬結タイプ
    •  止水、地盤変状防止など

    パック注入

    掘進機外周のパック注入(溶液型注入)

    目 的

    •  地盤改良材が掘進機スキンプレート外周に廻り込み固結する事による掘進不能を防止
    •  地中接合時における掘進機外周の水みちを遮断
    •  掘進機通過に伴う地盤のゆるみ防止

    改良方式

    2つの改良方式によりすべての土質に対応

    1工程方式

    適用土質 砂質土・粘性土(粘着力30kN/㎡未満)・砂礫土
    地盤改良材を地山に直接噴射して改良体を造成
    改良体1本当り造成有効形状 φ800㎜ L=1500㎜
    1.工程方式

    2工程方式

    適用土質 粘性土(粘着力30kN/㎡以上)
    一工程目 切削工程 切削材(溶液型瞬結タイプ)を噴射して粘性を下げ改良範囲を確保
    二工程目 改良工程 切削工程で確保した範囲を地盤改良材に置き換える
    改良体1本当り造成有効形状 φ800㎜ L=1000㎜

    地盤改良適用例

    1.支障物切断防護改良

    支障物切断防護改良

    2.切断後の補足改良

    切断後の補足改良

    3.壁状構造物背面改良

    壁状構造物背面改良

    4.ノズル交換時防護

    ノズル交換時防護

    5.近接防護改良

    近接防護改良

    6.腐植土層等地盤強化

    腐植土層等地盤強化

    7.地中接合防護改良

    地中接合防護改良

    8.急曲線部反力強化

    急曲線部反力強化